Never too late. Go for it!

イノベーション、リーダーシップ、そしてキャリアについて考える
(最近は、マネジメント、マーケティング、資産運用もちょっとずつ)
期待外れだがリサーチ不足だから仕方ない
グローバルビジネスの統括組織と言えば聞こえはよいが、実態は傲慢な現地法人の無法な行いの後始末と、未熟どころか基本すらできない会社運営の肩代わりで忙殺。ガバナンスなぞ利くわけもなくインテリジェンス活動など夢のまた夢。単にP/Lや商品別収益を見て管理ごっこしているだけだと気付いた。責任と指揮命令系統から外れているのは遊軍かつ参謀でもあるが、統治はできない。君臨しているように格好つけてるがお飾りに過ぎない。

エリアごとのマーケティング戦略を策定するでもなく、大口口座の管理、大型案件の審査、人材育成をしているだけというのも必要な機能ではあるが物足りないと感じる。

とすると、各組織が面倒だから一歩退いた結果生じる問題を「事業推進」というミッションから、腐った後に拾わされ始末をつけるという仕事ばかりが蔓延する。成長戦略の中心でトップが注目するので、理不尽ながら関連組織と現地法人の機嫌を伺いながら浪花節全開でなんとかやってもらうという本末転倒な事態に陥る。

そこで引き上げられるのは、つべこべ言わず気合いで推し進めるタイプで、勢いと恫喝と謙りばかりが幅を利かす。これだけでもアレだが、さらに権限も責任も与えられず世界の同業者相手に調達と販売の交渉だけをしろというのだから閉口する。

飛び込んだ当初はとにかくまずは受け入れようとしたが、違和感ばかりの日々に、理不尽な命令で心を病み、一度離れて冷静になって振り返って見たら、そもそもおかしな環境だし、後ろ向きな肥溜め話ばかりで元気も出ないということに気付けたのはよかった。ここでの評価はないのだから自分を殺すのは損でしかない。

ということで、他人のためにやるのではなく、仲間が元気でやりがいを感じ笑って活躍できる環境を作り、自分がワクワクして取り組めることに集中して行こうと思う。
| 00:19 | diary | comments(0) | trackbacks(0) |
英語アウトプット力を上げるために
英語で自由に言いたいことを言える・書けるようにならないとまともな仕事が来ない環境に飛び込んで数ヶ月。かなり苦しい状況。知識がなく背景も分からないのもあって、相手の言うことを聞き取れず、自分も意見を述べるどころか、プレゼンもままならない。そうなると緊張するし萎縮してしまう。メールもカジュアルな文体でも一文一文調べて書くのは時間がかかるし、ビジネスで使ってよい表現なのかどうか…

WSJやBBCなどを毎日単に聴いて文章を読んでいても上達している実感は湧かないし、英会話集もなんだか頭に入ってこない。過去にはいろんな参考書も買っていたけど然り。

まずは気になった定番フレーズをとにかくノートに書き留めて、それを毎日繰り返し見返すことにした。おそらく使いたいからこそ気になったのだろうしそれを増やしていけば自分なりの表現集になる。キレイに記して分類するのではなく、時系列でどんどん書き足していく。

敬語メールなどは、一文そのまま覚えて、それを組み合わせていくことでメール文章を書き上げる英借文スタイルでまずは運用できるようにしよう。
| 09:07 | english | comments(0) | trackbacks(0) |
[BOOK]ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか


最近、「ペイパルマフィア」という言葉を聞くようになった。Tesla、Yammer、Yelp、LinkedInなどはペイパル出身者による創業だということを知った。本書の著者、Peter Thielもそのひとり。ペイパルCEOだった人物。彼は、この本で「新しい何かを創造する企業をどう立ち上げるか」について著したという。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

と採用面接で必ず訊くという。未来とは世界が今と違う姿になっていることであり、それを左右するのはグローバリゼーションよりテクノロジーの方がはるかに重要であるのだから、それをどうやって生み出すのか、そのための問いだと。

そして、それを生み出すために最適なチームがスタートアップだと述べている。
・21世紀をこれまでより平和な繁栄の時代にしてくれる新たなテクノロジーを思い描き、それを創りだすことが、今の僕らに与えられた挑戦なのだ。

・新しいテクノロジーを生み出すのは、だいたいベンチャー企業、つまりスタートアップだ。(中略)より良い世界を作ってきたのは、使命感で結ばれた一握りの人たちだった。

・前向きに表現するなら、スタートアップとは、君が世界を変えられると、君自身が説得できた人たちの集まりだ。新しい会社のいちばんの強みは新しい考え方で、少人数なら俊敏に動けることはもちろん、考えるスペースが与えられることが大きな利点になる。

興味深いのは、リーン手法や競争を否定的に考えている点。
・小さな違いを追いかけるより大胆に賭けた方がいい
・出来の悪い計画でもないよりはいい
・競争の激しい市場では収益が消失する
・販売はプロダクトと同じくらい大切だ。

資本主義とは本質的に独占に向かうのであり、競争は健全であるというのはイデオロギーでしかないと断じている。だから、どうやって独占状態を創り上げるかに心血を注ぐべきだと説いており、独占企業の特徴としては以下の点をいくつか持っているという。

・プロプライエタリー・テクノロジー
・ネットワーク効果
・規模の経済
・ブランディング

そして、独占を築くためには、慎重に市場を選び、じっくり順を追って拡大することが必要とも。

・小さく始めて独占する(少数の特定ユーザが集中していながら、ライバルがほとんどあるいはまったくいない市場)
・規模拡大(関連する少し大きな市場に徐々に拡大)
・破壊しない(古い業界を意識して大企業に直接挑戦するより、新しい市場の創造に力を注ぎできるだけ競争を避ける)


もうひとつ興味深いこと。
それは確率論ではなくべき乗則に従うこと。ポートフォリオ理論のように、起業家は自分自身を「分散」できないので費やす時間は何かに賭けることになる。VCのリターンも実はひとつの大成功案件のリターンが他の投資額を上回るという。とすると、どうやってそんな大成功なアイデアを見つけ出すのか?そのためのキーワードは「隠れた真実」だという。それを考えるための問い、それが冒頭の質問。

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

AirBnBやUberはそれを見つけた例。振り返ればごく当たり前に見える洞察があまりにも単純なので、隠れた真実の存在を信じそれを探さなければ、目の前にあるチャンスに気付くことはできないという。


この他、なるほどと思ったのは以下の点。
・創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップはあとで直せない
・何かを始めるにあたって、最も重要な最初の決断は、「誰と始めるか」
・仲間と協力できる優秀な人材は必要だけれど、全員を長期的に一致されるような組織構造もまた必要だ。(3つの役割:所有、経営、統治)
・報酬は現金よりも自社株にすることで、社員の意識を未来価値の創造へと向ける(だからCEOの給料(現金)も少ない方がうまくいく)
・演技と同じで、売り込みだと分からないのが一流のセールスだ
・差別化されていないプロダクトでも営業と販売が優れていれば独占を築くことはできる
・販売にも独自のべき乗即があり、プロダクト自体に友人を呼び込みたくなるような機能がある場合、バイラルする。
・バイラル成長の可能性があるような市場の中の、いちばん重要なセグメントを最初に支配した会社が市場全体のラストムーバ―になる


最後に、ビジネスを成功させるために答えを出すべき7つの質問が参考になる。
1.エンジニアリング
   段階的な改善ではなく、ブレークスルーとなる技術を開発できるだろうか?
2.タイミング
   このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングか?
3.独占
   大きなシェアがとれるような小さな市場から始めているか?
4.人材
   正しいチーム作りができているか?
5.販売
   プロダクトを作るだけでなく、それを届ける方法があるか?
6.永続性
   この先10年、20年と生き残れるポジショニングができているか?
7.隠れた真実
   他社が気付いていない、独自のチャンスを見つけているか?


終章で語っていた一節が印象的。未来は予測するものではなく、自らが創るものだ、という著者の主張がここに纏まっている。

今僕たちにできるのは、新しいものを生み出す一度限りの方法を見つけ、ただこれまでと違う未来ではなく、より良い未来を創ること、つまりゼロから1を生み出すことだ。そのための第一歩は、自分の頭で考えることだ。古代人が初めて世界を見た時のような新鮮さと違和感を持って、あらためて世界を見ることで、僕たちは世界を創り直し、未来にそれを残すことができる。


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