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[BOOK]GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦

 

メーカによるIoTビジネスの代表的な成功例と評されるGEのPredix。伝統ある大企業がどのようにして急速にデジタル化へ舵を切ってきたのか興味があり手に取ってみた。

 

  • 経営トップが「なぜ我々ではないのか」「我々もシリコンバレー企業のようにやろう」と決意し、
  • デジタル変革の方法論を理解し、「リーンスタートアップ」「デザイン思考」「アジャイル開発」を学び、忠実に実践
  • デジタル変革に必要な人材を社外から集め、従業員にもその方法論を学ばせる
  • 社内文化をを変革し「成功するためには、より早く失敗するしかない」という従来の常識も真逆を奨励し植え付ける

これらを愚直に採り入れられるのは、元々GEに学んで変えていくことが組織文化になっていたからなのだろう。

 

また、デジタルサービスの料金体系も使用期間に応じたものはSaaS/PaaSなら当然としても、コスト削減や増収効果の一部を成功報酬として得るところまで踏み込んでいるのには驚いた。コンサルファームですら躊躇するところはあるだろうが、事業パートナーのあり方を突き詰めていくと確かにこうなる。エンジン供給などでは製品売り切りではなく稼働時間に応じて対価を得ていてその中にはメンテナンスコストも含めていたというから既に成果に対して対価を得るという文化は醸成されていたということなのだろう。

 

 

もうひとつ、GEの変革そのものではないが、長年の疑問が氷解したのは以下の解説。

なぜマイクロソフトが凋落し、グーグルが飛躍したのか?それは官僚主義や権力闘争との言われてきたが、web2.0の頃からサービス・製品開発の方法論がガラリと変わり、それへの適応可否が明暗を分けたということだった。

つまり、数年に一度のバージョンアップ前提から、年に数百回、毎日検証し改善されるスピードになり、「顧客を巻き込んだ実験」「顧客からのフィードバックを基にした頻繁な改善」を実践できるかどうか。

この方法論が、「リーンスタートアップ」「デザイン思考」「アジャイル開発」であると。

 

まさに、2005-2007年ころにシリコンバレーに滞在し、スタートアップと協業モデルでサービス開発していたプロジェクトで目の当たりにして戸惑っていた方法論。その意味が今になって腑に落ちた。

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